初めまして!今回のブログは、農業大学校の実習生が書いています。
1年生の時には9月から12月まで、2年生になってからは4月から1月末までと、約1年間、竹内農場でお世話になりました。
竹内農場ではなんとのべ23haもの面積で周年を通してキャベツを栽培しています。
家庭菜園とは違う、はじめての本格的な農作業で不慣れな点もありましたが、みなさん一から丁寧に教えてくださいました。
播種から育苗・定植・追肥や草削りなどの管理作業・収穫と一通りの作業を経験させていただき、春のあたたかさのなかでは病気や腐りが来やすいため収穫を急いだり、服が吸えなくなるほどの汗をかいた夏の猛暑、雨で計画通りにはいかない秋の定植や畝たて、冬の朝の凍ったキャベツの冷たさ……そんな農業ならではの自然相手の仕事の大変さを身をもって知るとともに、近所におすそわけすると必ず言ってもらえた「おいしい!」「甘い!」が、自分のことのように嬉しく感じられました。
ちなみに千切りや甘辛豚丼にして食べてみた竹内農場のキャベツは、お肉の副菜ではなく、ばっちり主菜でした!(たぶん一度食べると、直接指名で買いたい、という方も多いのでは……?)
私の実家は竹内農場からとても近く、車で5分ほどの距離にあります。
中学生のころ、帰宅するときに自転車をこぎながらなんとなく見ていたキャベツ畑。
いま、時間が経って自分がそこに立って作業をしていると、新鮮な、どこか不思議な感じがします。
収穫をしていると、登校する小学生、中学生が挨拶をしてくれます。
おはようございます!と返しながらふと、自分は地域の人に見守られながら育ったんだなあ、ということを実感しました。
今は実習が終わってしまうのがとても寂しいような、もったいないような気持ちです。
1年間、たいへんお世話になりました。
これからも地域の元気と、「竹内農場のうまいキャベツ」を、たくさんの人に届けてください!